日生ノ木日

私の全て。これは私がこの世に存在した証。

金木犀の夜

 

きのこ帝国「金木犀の夜」

https://music.apple.com/jp/album/time-lapse/1429355656

 

池田ルイさん 漫画「金木犀の夜」

https://www.instagram.com/p/B4cUARsFQwF/?igshid=1j7znk5a0jlf9

 

 

YouTubeでこの曲を聞いてたら、

金木犀の香りってあんなに好きなのにその季節以外には思い出せない」

というコメントがあって、

なるほどと思った。

 

 

「あの頃は楽しかった」

「あの時は輝いてた」

いつまでも曇ることない

楽しかった過去に縋るのは

きらきらした思い出を

忘れずに大切にしてる証拠だと思う。

 

本当は、

私達はどこか心の中でわかってる。

時が進むにつれて、

「進まないといけない」と。

「あの頃を繰り返すだけではだめなんだ」と。

素敵な思い出は惜しいけど

覚えたまま、思い出を抱えたまま、

歩いていかなきゃ。

 

でも

捨てることなんてできないから、

せめて今夜だけは

金木犀の香りがする今だけは、

少し立ち止まってもいいよね。

 

 

ルイさんの漫画を見て、ただの恋愛曲で済ませるのはもったいないと思って、考えてみました。私の個人的な解釈にすぎないから、ぜひ原曲を聞いてみてね。静かな夜に聞きたい、とても素敵な曲です。