自分は無力だと思う。
自信も特別な能力もない。
自己分析とか適性検査とか、だらしない自分を丸裸にされてるようで、いたたまれない。
それに、自分がそう感じるということは、
自分がどうしようもない人間だと気付きつつも、努力をしていない
と同義なのだろう。
考えたり向き合うことを避けて、楽な方へ、諦める方向へ。きっと、いつもそうやって生きてきた私への罰なのだろう。
変わろうと思わないのか?
むしろ、変わった結果がこれなのだ。前は絶対的な意志と理想があって、常にそれを成し遂げねばならないと考えてた。でもいつからか、叶わないことや努力が役に立たないことも学習して、前を見たり周囲と比較するのを辞めた。自分の中のギャップが大きくて苦しいのもあるけど、誰かを見たところで自分は自分、比べることにあまり意味が無いと思ったからだった。それが間違ってたとも思わない。無意味なプライドの対立を避けて、壇上から降りたところで心穏やかに生活してた。けど、これは一時的な逃避であり、否が応でも壇上に上らねばならないらしい。端的に言えば、私の生き方は甘えであり、「克服」ではなく「逃げ」ていただけだった。