日生ノ木日

私の全て。これは私がこの世に存在した証。

反逆者の誓い

あなたは誰のために生きてますか?

何のために生きてますか?

そう尋ねられた。

「自分以外で」と加えた上で。

 

私は、わからない。

自分以外の誰かのために生きるなんて。

自分が生きた痕跡を残すため、幸せになるため、以外に生きる意味なんて。

 

大人たちは、

社会をより良くしたいだとか

周りの人を笑顔にしたいだとか

綺麗事ばっかりほざく。

それが悪いことだとはちっとも思わないけど、

全部自分のエゴだってことに気付かない。

結局元を辿れば、自分が気持ちよくなりたいからじゃないの?

誰かにとっては、それが親切の押し売りだったり、身勝手な勘違いに過ぎない。

貴方達はそんなことは気にも留めず、結局自分のために生きてるんでしょ?

 

私は自分勝手だし、エゴの塊だ。

だから、自分のためにしか生きられないし、

誰かの信条―ましてや「他人や社会のために生きろ」を鵜呑みにして生きるなんて、

真っ平御免だ。

というか無理だと思う。

 

私は誰かになりたいわけじゃない。

自分のままでいたい。

けど、一人の「特別な」自分でありたい。

そのために、私は私の信条を捨てたくない。

傍から見たらチープなプライドでも、私にとっては大切に積み上げた過去であり努力なんだ。

それを裏切るなんて、出来ない。

過去の私を、死に物狂いで一生懸命今にしがみついて生きた私を、否定したくない。

私のことなんか何も知らないお前らに、知ったような口を聞かれて今までの私を崩されたくない。 

言われたことを鵜呑みにして生きることが自己成長だと言うのなら、私はずっと子供のままでいい。

 

だから私は、抵抗する。

どんなに周りが理解してくれなくても。

それによって評価されなかったとしても。

私は自分の生き方を捨てない。絶対に。